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山田太一の扉

作家山田太一さんの作品群は、私たちに開かれた扉ではないでしょうか。

わしも介護をやってみた!(11) 男なのに。

 

七月十六日(金)。

朝、センターに利用者さんを迎え入れたら、うがいと手洗いを促したあと椅子に座って貰いお茶をだす。そして一人ひとり挨拶をして明るい会話。利用者さんの気持ちがリラックスしたところでバイタルチェック(体温、血圧、脈拍)。入浴出来る体調かどうか調べる。


そして
OKの人はどんどん入浴して貰い、あがられたらドライヤーで髪を乾かしてあげる。その合間をぬって湯呑みなどをテーブルから下げ台所で洗う。



するとそれを見ていたお婆さんらがひそひそと「可哀想にねえ。男なのにあんなことさせられて」などと言う。
中には「どうしてこんな事しているの」と同情する人も。
お婆ちゃんの価値観はそう簡単には覆らない。
男にお茶を運んで貰うだけで恐縮する人もいるし、足の爪など切ってあげると「もう、申しわけなくて罰があたるよ」などと言う人も。

 

 

 


12) 五十嵐氏のこと に続く。

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